撮影機材

ダンス撮影必衰RaynoxワイコンHDP-5072EX

Raynoxというメーカーから出ているワイドコンバーションレンズです

写真の見た目以上に大きくてメチャ重いです!

このレンズを付けて、下手な三脚に取り付けると
超フロントヘビーになるため、バランスを崩し倒れる危険すらあります。

重量がレンズ単体で640gありますので
ビデオカメラが乗せられるジンバルでもバランスが取れなくてちょと
ジンバルを使うのには厳しいと思います。

実際、以前、DJI Ronin-Sでビデオカメラ
AX55やAX700を乗っけて撮影もしてたんですが
これに5072EXを取り付けると
なんとか水平でのバランスは取れてもティルトの動きが
物理的にダメだったし、そもそも重量オーバーだったのかもしれない。

ただ、このレンズ
それらの欠点をカバーする以上の素晴らしい仕事をしてくれます!

ビデオカメラに取り付けるただのワイコンなんですが
値段が定価で5万8千210円と高価です!

レンズは3群3枚コート処理済み光学ガラス 公称倍率0.5倍

セミフィッシュアイとなってます

このセミフィッシュアイがなかなか良い効果を生み出してくれまして
迫力のある力強いダンスを撮影するポイントになってます。

レンズの裏玉も表のレンズもむき出し感が強くて
ダンスの撮影時に、もしダンサーが引っ掛けてカメラごと倒してしまった時
もうあきらめるしかないのかもしれません。

実際に超ローアングルで置きカメしてた時に
軽くですが脚が当たってしまい倒れたことがあったんです…
幸いにも超ローアングルってことでフレームの角がちょっと当たっただけで済みましたが、重量があるので落としたらレンズだけじゃなく、
取り付け部位の本体レンズにもダメージ受けるかもしれまんので、
取り扱いには充分注意したいですね。

取り付けにはレンズの径が合わないのでアダプターを挟む必要があります。
これはRaynoxの公式ページから購入することができます。
専用品なので、それなりのお値段しますが…

私はAX55の他にもAX700も所有してますが、それぞれレンズの径が違うので、
2種類持ってます。

両方のビデオカメラともレンズ部分の溝にネジが切ってあるので、
そのまま締め込む事ができます。
注意するのは購入時に径を間違えないようにすることくらいですかね。

装着すると、いきなり特別なカメラになります!
ビデオカメラのグレードアップ感ヤバイです!!

これはホントに存在感が半端ない感じになり、ダンサーも、しっかり撮られていると
感じることができますね。

ちなみにこのレンズを装着した状態では、あまりズームを使えません。

途中でAFが効かなくなりますし、
AX55だとギョロ目が逆に悪さをしてケラれたりします。

このレンズを装着したまま手持ちで撮影したのは
ええじゃないか豊橋伝播隊DOEE初のPVでしたが
ここではズーム操作は一切しませんでした。
基本的に狭い場所とか、寄りで人数を入れたい時に使いました。

撮影しながらズーム操作をしたのは、後にも先にも以下の1回だけで、
カメラはAX700になります。

その時の映像が、これ
ポートメッセ名古屋で行われた、マンモスフリーマーケットZのLIVE STAGEで
ブレイクダンスチームENDLESSのパフォーマンスです!

ゲリラ的なワンカメ一発撮りだったので
カメラワークに面白さは無いですが、全体を映すことをメインに考えながら
可能な限りズームも使ってみるという実験的な撮影でした。

HIRO
HIRO
ENDLESSは一番最初に僕に声かけてくれたチームなんだよ!

結論

撮影中のズーム操作はあまりお勧めできません
限界以上にズームしてしまうとピンボケになってしまうリスクがあるからです。
そもそも重量がヤバイですから!

ダンス撮影では
広角セミフィッシュアイがすごく良い感じを出してくれるので
手放せないレンズであり、稼働率もかなり高くなってます。

間違えなく買ってよかったレンズとなってます!

次回はビデオカメラ
ダンス撮影で使うSONY FDR-AX700について書く予定です

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