撮影機材

コンパクトジンバルZHIYUN WEEBILL S

コンパクトジンバル

DJI Ronin S で痛い目を見たのでコンパクトなジンバルを求め
ZHIYUNのWEEBILL Sにたどり着きました。

SONY α6600との相性はバッチリです!
ではWEEBILL Sの良いところを説明していきます。
最後に残念なポイントも書いておきますね。

ダンス撮影で使うWEEBILL Sの良いところ

◆コンパクト
◆カメラの脱着が簡単
◆電池の持ちが良い
◆オプション品が豊富
◆簡単POVモード

◆コンパクトについて

写真だとよくわからないと思いますが、小さいです。

実際の撮影時はカメラを乗せ、付属品も付けるので
本体が大きいと、それだけ重量がかさみ、撮影時の負担が大きくなります。

これは私が実際に体験した失敗なんですが
重さを気合でねじ伏せていたら、その日の終わりから腕が震え出し
翌日になって震えは収まるも、ダメージは残り
ジンバルを持っての長時間撮影が極めて困難でした。

それからは自分の撮影スタイルに合ったものを選ぶようになりました。

また、コンパクトということは、持ち運びも楽になるということです。
更に、ロックが付いているのでクルクル回ってしまい
扱いづらいようなこともありません。

そしてコンパクトでもハイパワー!
3.5キロもの重量を乗せられますが、ネックになるのは
重量じゃなく、物理的にモーター部にカメラが当たってしまう事でしょう。
レンズが長いと激ヤバです。
その辺はメーカーの対応表を参考にすると良いでしょう。

「セール中&正規代理」Zhiyun WEEBILL-S スタビライザー 標準版 デジタル一眼レフ・ミラーレス専用3軸ジンバル ワイヤレス画像転送 タッチ操作 トルク300%アップ 応答速度50%向上 オートバランス 14h連続稼働 OLEDディスプレイ 3軸各ロック

◆カメラの脱着が簡単について

プレートはクイックシューみたいなのが付いてます。

この写真はジンバル側ですが左側の金属のボタンを押し込むと
ロックが外れてプレートが外れます。

カメラ側にはあらかじめプレートを取り付けておきますが
ことらは位置を決めたらネジを締めこんで固定しておく必要があります。

これにより脱着時はカメラ本体にはプレートが付いたままの状態となります。

困るのがレンズを交換した時に
前後のバランスが変わってしまうので、クイックに装着したあと
別途でバランス調整をやらなくてはならないという事です。

これはなかなかの手間です…

あと注意ポイントとして
手前に映っているネジはクイックシューボタンのロックネジになっていて
カッチっと装着したら必ず反対側のこのネジを締めておきましょう!

自分は締めてなくて、外れてカメラ落ちそうになったことありますので!
シャレになんないよ~

◆電池の持ちが良いについて

ZHIYUNの純正バッテリー2本を使用。

これはもうめちゃ持ちます!
一日中撮影していて途中で交換したことはありません。
それでも電池切れに敏感な私は予備を2本必ず持っていきます。

だってもし電池切れやバッテリーのトラブルで使えなくなったら
撮影する方もされる側もテンション下がるでしょ!?

◆オプション品が豊富について

ここからがWEEBILL S の一番のポイントかもしれませんね。

オプション品はいっぱいあると思いますが、自分が持ってるのは
この写真に写っているもので全部です。

それではひとつづつ紹介していきます!

まずは三脚になるグリップ。

これは付属品ですが、説明しておきましょう!

この様にネジが切ってあるのでここにねじ込んで装着します。

クイックでできるアダプターもありますが
自分はもう一つグリップを購入する方法を選んだので持ってません。

撮影中、頻繁に外さないのでこれで問題ないしです。

クイックシューを付ける場合に機能するロックですね。

私の使い方では不要な機能になっちゃいます。

グリップは閉じると延長グリップとして機能します。

ちなみにこのネジ穴を利用して一脚を装着すれば
クレーンの様な撮影も可能となりますが、ダンスは基本
ローアングルの方が迫力が出るので私はやったことないですね。

ただ、素材としては上空からの絵もあった方が
表現は広がるので、撮影時間が許されるならやってもいいかな。

この斜めの部分にもグリップを装着できます。

クイックシューはこちらにも素早く付け替えたい時に役立ちます。

自分の場合は、もうひとつグリップを買いました。

クイックとはいえ、ジンバルを置く度に付け替えるのは手間ですからね。
最初から二か所に付いていれば素早く撮影に入れます!

ネジを締めこむ方式で、緩み防止のボールピンも付いてます。

オフセットしているので
ジンバルの動きを邪魔することなくグリップを握れます。

ちょっと写真が逆光で暗くなっちゃったけど
こんな感じでローアングル撮影するときに楽に、しかも
地面すれすれの超ローアングルも行けますので
ブレイクダンスなど、床の演技も迫力で撮れます!

物理的にレンズのリングを動かして
ズームさせたり、フォーカスを合わせたりするやつです。

これ、上の紹介写真から外れてましたね💦

強制的にリングを回すためにボムバンドを装着します。

2種類の大きさが付属していて、どちらかレンズに合った
長さの方をレンズに巻いてから、ピッタリくるところでゴムの歯車を合わせて固定。

正直デザイン的にはダサさしか無いです…

更にフォローフォーカスの歯車と
先ほどのリングに巻いたゴムの歯車がかみ合う位置に調整しながら
取り付ける必要があります。

電源はジンバルのバッテリーから供給させます。

近くのアーム部分に端子があるので、ここに付属の配線をぶっ刺します。

ジンバルが動いても配線も一緒に動く場所なので大丈夫です。

ここまで結構な調整をするので
撮影中のレンズ交換なんて考えられません。

だってもう一度レンズに合わせて全部付け直し&位置だしですよ!
しかもジンバル自体のバランス調整もあるし~

この面倒な作業をクリアした人だけがたどり着けるホイールです。

こいつを回すとレンズのリングが回って
フォーカスが合ったり、ズーム操作ができたりします。

私的にはこれでパワーズームのレンズが電気的に動かせるとうれしいんですが
それは無理なんですよね~
なかなかうまく行かないものです。

 

TransMount 画像転送送信器です。

スマホを始め、別モニターにカメラの映像をワイヤレスで転送できます!

そしてジンバルを制御できたりもします。

勢いに任せて購入したものの、私の撮影環境では
今のところ無用の長物となっとります💦

ただ、動作確認で自宅では使ってみましたが正常に動作しております。
1Fから2Fで試しましたがばっちりでした!
発熱は気になりますが、長時間は使ってないのでなんとも言えませんが…

専用機だけあって取り付けはピッタリ!

シュープレートの下側に取り付け場所があります。

これが取り付け部分ですが
スライドで簡単に取り外しができる仕様となってます。

配線はカメラからこちらに入力したものを電波で転送する仕組みです。

すべて同時に取り付けると配線だらけになりますが
ジンバルが回転しても全く障害になるような事はありません。
よく考えられてます!

・最後に残念ポイントも記載しときます

残念ポイント
三脚代わりに置く時にカメラを斜めにできない。
水平モード基準でPOV撮影できない。

くらいでしでしょうかね。

ダンス撮影における、私の撮り方での残念ポイントですので
撮影対象によっては何の問題もないことでしょう。

ダンス撮影での稼働率はめちゃくちゃ多いです!
これがないとヤバいレベルであります!!

 

この記事をSNSでシェア!